ラブ★シックネス
GAME★07
―…それはあまりにも、唐突すぎた。
「…ねぇ、みぃちゃん。」
『んー…?』
「顔だけ男って、どう思う?」
勉強の、真っ最中。
…あまりにも自然な調子で言われたから、思わず流してしまいそうになった。
『…は?』
なんで、急に?
冗談?冗談じゃないの?
冗談なのか、真面目な話なのか、判断しにくいアイツの澄ました顔つきは、どう反応していいか困ってしまう。
『…なによ。顔だけ男って、アンタのこと?』
だから、笑いながらふざけた口調で、返しておいた。