ラブ★シックネス

⇒一番は、キミなんだ。




結局颯は、放課後の再テストギリギリまで付き合ってくれた。



「…よし、やらなきゃいけないのは、これぐらいかな。」

『……。』

「みぃちゃん、大体理解できるようになってきたから、きっと大丈夫だよ。」



……うん、そんな感じはする。


颯にドキドキしたのは、本当に束の間で。

思ったよりもやらなきゃいけないことが多かったから、昼休みを含めてずっとスパルタ状態だった。

変なことに脇目を逸らしてる暇なんかないぐらい、凄く。



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