ラブ★シックネス
GAME★02
「みーいーちゃん!」
『……。』
「ねぇねぇ、喋ろうよ~。」
……うっざい。
無視してもなお五月蝿いアイツを、あたしは机に顔を伏せて徹底的にガード。
あの宣言の、翌日である今日。
奴は休み時間のたびに、あたしに話しかけてくる。
「授業中、寝てたんだから、休み時間くらい起きなきゃ。」
『……。』
「勉強だけでなく、人間性にも欠ける人になるよ?」
『……黙れ。』
本当に、コイツは。
満面の笑みでこんなことを口走るから、怖い。