ラブ★シックネス
今、あたしがコイツを無視をしようが、跳び蹴りしようが。
あたしに文句を言う人は、誰もいないだろう。
だってあたし、寝不足なのに。
昨日の夜、全然寝てないのに。
このバカに反応してあげただけ、偉いと思う。
『……はぁ。』
思わず、濁ったようなため息が出ていた。
視界に映るのは依然として、アイツの掴めない笑顔。
“みぃちゃんを10日で落とします!”
…あんなこと言って、一体どうするつもりなの。