ラブ★シックネス
正直、アイツがこうやって、明るく振る舞ってくれて助かった。
アイツまで神妙な顔をしてたら、どうしていいかわからないもん。
冗談なのか、冗談じゃないのかよくわからないその言葉は、やっぱりムカつくけど。
だけど、それでも。
今アイツが隣にいてくれてよかったって、安心したんだ。
「みぃちゃんだって本当は、俺とデート出来て嬉しいくせに~。」
『嬉しくないわっ!』
ったく。どんだけ自意識過剰なのよ。