愛LOVE…
「まぁ、1年生もそろそろ学校慣れてきた頃だろうし、告白者が出てもいい頃よね。たまたま一人だった相原を見つけて、これはチャンスとばかりに連れ出したって考えるのが普通じゃない?」
さくらの表情が何気に楽しそうなのが気になる。まるで他人事だ。(まぁ、それには違いないのだろうが)
「でもさ、それでキスしちゃうわけ?」
そう、そこが一番の問題なのだ。
あたしは不満でいっぱいの気持ちをさくらにぶつけた。
すると彼女は考えるように腕組みをし、こんな事を言ったんだ。
「好きな人を前にして欲情しちゃったんじゃないの?告白する時ってドキドキじゃん。気づいたら理性ぶっ飛んじゃったみたいな」
大まじめな顔で、大胆な事を言いのける。
「そんなのってアリ!?いくら何でもそれは……」
――いや、十分にあり得る。
否定するつもりで途中まで言ったところで、あたしはある事実を思い出してしまった。
さくらの表情が何気に楽しそうなのが気になる。まるで他人事だ。(まぁ、それには違いないのだろうが)
「でもさ、それでキスしちゃうわけ?」
そう、そこが一番の問題なのだ。
あたしは不満でいっぱいの気持ちをさくらにぶつけた。
すると彼女は考えるように腕組みをし、こんな事を言ったんだ。
「好きな人を前にして欲情しちゃったんじゃないの?告白する時ってドキドキじゃん。気づいたら理性ぶっ飛んじゃったみたいな」
大まじめな顔で、大胆な事を言いのける。
「そんなのってアリ!?いくら何でもそれは……」
――いや、十分にあり得る。
否定するつもりで途中まで言ったところで、あたしはある事実を思い出してしまった。