社長の溺愛
《……は?》
今度は秋也が意味がわからないといった声を出す
《翼に友達がいるから、その子にでも頼むよ》
《…………》
《翼も気に入ってるらしいし》
《お前……バカか?》
《え?》
何故いきなりバカ?
《お前、幸弘から聞いてねぇのか?》
また幸弘!
どんだけ情報持ってんだよただの秘書が…!
《幸弘が何かまた言ってたのか?》
《あぁ、なんでお前が知らないのか…あいつ何がしたいんだ》
知らねぇよ!
知りたくもねぇよ!
《翼の友達って男なんだろ》
《………?》