社長の溺愛
こんな可愛い彼女に近づく男がいるなんて…
「大丈夫だよ」
「よかった…」
ふわっと微笑んだ翼に……
勇気を出して問いかけよう…
そうしよう…
「翼…」
うわ声小さっ!俺めちゃくちゃ小心者…
翼なんて声小さすぎて聞き取れてねぇし!
「なぁ、翼」
「なぁに?」
得意のポーカーフェイスをなんとか取り戻した俺を無邪気に見上げる彼女
「なっちゃんってさ…」
「なっちゃん…?」
「なっちゃんって男なのか?」