社長の溺愛



「慎さぁ~ん、朝ですよお~?」



「…………」



「慎さんってばぁ~!もぉ~起きてー!」



「…………」



「もぉ~早く起きてって「…うっせぇんだよ…!」




翌朝、気持ち悪い声で起こしてくる幸弘をぶん殴って目を覚ました



「痛ぇ~…ちょ…俺のイケメン顔が…」




寝起きの俺を素早く交わしたくせによく言うな…



あまりにうるさいので全てを無視してシャワーを浴びることにした



ジャー……



熱いお湯で疲れきった身体を覚ましていく





翼はまた寝てる時間だな…



寝ても覚めても俺の中では翼が中心になっている



ぶんぶんと気だるい頭を振って仕事に目を向ける



今日は確か取引先との会議があったはずだな…




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