社長の溺愛
俺のことが好きじゃないと言われて喜んでるのか…
なんか心に一気にグサッ…と
「それでね、いいこと教えてくれたの!」
まだあるのか…
「慎…聞きたく…ない…?」
「否……話していいよ」
「本当に…?」
「本当に」
じっと、穴が空くんじゃないかってほど俺を見つめる彼女
なんだか涙目になっている気がする
「泣くな…話したいことがあるんだろう」
片手で抱き寄せて額に口づけをする
「うん、話すの」
「言ってごらん」