社長の溺愛



駐車場まで行き、自分の車を出す


翼はなるべく側に置いときたかったが、寝ているので後部座席に寝させた


あどけない寝顔は幼くて、何故か胸を締め付けられるような、そんなことを思わせる



それからなるべく揺らさないように、安全運転席に徹底してマンションまで車を走らせた




マンションにつくと、エントランスにいた警備員が不思議そうに俺たちを見てきた


それもそうだろう、今朝1人で出てった今話題のファッションブランドの社長が、制服を着た子を抱き上げてるのだから

しかも寝ている女子高生


怪しいと思われても仕方ないかな…?


軽く苦笑して最上階までの道をやり過ごした









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