社長の溺愛
濡れた髪にバスローブ
ぐったりと四肢を投げ出してベッドに身体をあずける姿はなんとも色気がある
思わず欲望が沸き上がりそうなのを抑え込んで上気した顔に唇を寄せる
含んでいたミネラルウォーターが口から口へと流れていく
バスタブの中でついつい触りまくってしまったせいで逆上せてしまったのだ
先ほどしたばかりだから…と身体のことを気遣いつつも求めてしまったことを後悔する
「しぃー……あつ…い…」
と言いながらも俺に抱擁を求めるように力のない手を宙にさ迷わせる
「おいで」
「ん……」
ぎゅっと抱き締めれば翼は嬉しそうに笑う
「ごめんな、身体辛いだろ?」
「へーき……大好き」
「うん、ありがとな、水は?」
「いらなぁーい」