隣の。


『え? あー、木村君ってあのバスケ部の?』

口に運ぼうとした卵焼きを一旦止め、麻里子に聞く


『うんうん、告白されたんでしょ』


興味深そうに顔を覗いてくる


なんか楽しそうなんですけど…


『断ったよ、』

『…はッ!?』


目を見開いて驚く麻里子

予想どうり

『なんで!?』

『なんでって…だってよく知らない人だし…』


話の途中で、麻里子に叩かれた

『お馬鹿ッ! 付き合ってお互いを知っていくんでしょ!?』

『そ、そんなおこらなくても』


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