部活~ウチらバスケ部~高校編      ファイナル

友理の話は、続いた。


  「お母さん、私のために、
   一生懸命働いて、高校、
   行かせてくれてんやから、
   早う就職して、
   楽にしてあげたいんや」


と言うと、桃子が、


  「私も、そう、思ってたんだ。

   でも、ママに、泣いて言われたよ」


そう言うと、皆が、桃子を見た。

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