部活~ウチらバスケ部~高校編 ファイナル
………(6) 成 果
車の中で、久美子は、友理に話しかけた。
「ユリちゃんトコ、
みんな、仲がいいわねぇ」
「そうですかぁ?
もう、サキなんか、鬼ですよ」
すると、野村先生が、思わず、吹き出した。
「ハハハ、“鬼”は、よかったな」
「でも、信頼してるんでしょ?」
「はい、まあ、それは……」
「みんなの言い方、聞いてたら、
わかるわよ。
サキちゃん、人に厳しいけど、
自分にも厳しい。
まあ、キャプテンは、そうじゃなきゃ
ダメなんだけどね」
「はい。でも、今度の合宿で、サキが、
スーパーマンじゃない事が、
わかりましたから」
「そうよ。みんな、歯、喰いしばって、
必死に、頑張ってるのよ。
ユリちゃんだって、もっと頑張れば、
もっと、出来るようになるわよ。
これ、マネージャーの、勘」
「えっ、ホンマですかぁ?
じゃあ、頑張ります」
「ユリちゃんトコ、
みんな、仲がいいわねぇ」
「そうですかぁ?
もう、サキなんか、鬼ですよ」
すると、野村先生が、思わず、吹き出した。
「ハハハ、“鬼”は、よかったな」
「でも、信頼してるんでしょ?」
「はい、まあ、それは……」
「みんなの言い方、聞いてたら、
わかるわよ。
サキちゃん、人に厳しいけど、
自分にも厳しい。
まあ、キャプテンは、そうじゃなきゃ
ダメなんだけどね」
「はい。でも、今度の合宿で、サキが、
スーパーマンじゃない事が、
わかりましたから」
「そうよ。みんな、歯、喰いしばって、
必死に、頑張ってるのよ。
ユリちゃんだって、もっと頑張れば、
もっと、出来るようになるわよ。
これ、マネージャーの、勘」
「えっ、ホンマですかぁ?
じゃあ、頑張ります」