叶わなくて敵わない恋


それから、一年が過ぎました。










わたしは、ずっと想っていました。







すれ違うたびにどきどき。







走っているすがたを見てどきどき。








でも。










部活の途中、見てしまったもの。











それは、彼とその子が手をつないでかえるところでした。










めをうたがいました。うそだとおもった。ゆめだとおもった。あくむだ。










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