僕等は野良猫
「比奈っ」
僕は
比奈に駆け寄った
「よかった…無事でっ」
「俺が負けるわけないだろ。バーカ」
比奈は
僕の首根っこ掴み
庵に近づく
「比奈‥」
「助けてやったんだから、たっぷり礼をしてもらうぞ。庵」
「‥わかってるよ」
庵は
苦笑いしながら
頷いた
「比奈ちゃん、大丈夫かしら?」
アスカさんが
部屋に入ってきた
「とりあえず、応急処置しましょ」
「大丈夫っすよ、このくらい」
「悪化したら大変でしょ!!座りなさいっ!!」
比奈は
大人しく座り
アスカさんに
傷の手当てをしてもらった