僕等は野良猫




「ちょっ‥雫ちゃーん?それは俺のセリフやぁー」


「出遅れる方がわりぃんだよっ!!!あ゛!?分かったか!!?」



柏は


泣き真似をしながら


雫さんの頬を


なぜか…突っついていた



「なにすんだ餓鬼っ!!!」


「いやー、ついなぁ。つい~」



檄を飛ばす雫さんに


柏はただ


笑いながら


突っつき続けていた




全員が


唖然となっていたのは


言うまでもない‥ 



「2人の世界に入ってんじゃねーよ」



そんな発言をするのは


比奈だけです…



「あぁ゛!?」


「比奈~。俺も流石に怒るで?」


「じゃあ、さっさと話を進めろ。いつまでも油うってる暇ねぇよ」



柏は


溜め息をつき


雫さんを


突っつくのをやめた


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