僕等は野良猫
玖音…
僕はずっと
貴方といれると思ってた
いつか‥
別れる日が来ても
また一緒にいれる日が
来ると‥思ってた
「庵。僕‥玖音ばなれする。いつまでも……叶わない夢を‥追いたくない」
「…いいのか、それで」
「うん………悲しいけど‥そうしなくちゃいけない。もう一人の僕を‥傷つけたくないから」
僕は庵の腕からおり
小さく伸びをした
イチゴ牛乳のように
甘い夢は‥
絶対に叶わない――――…‥