僕等は野良猫





2人が出て行った後


比奈が口を開いた



「……俺。双子は敵にしたくねー」



そう言った比奈に


舞鬼さんが


ゆっくりと口を開いた



「…バカみたいにふざけた奴等だが……仲間の為なら、努力は惜しまない」


「雫ちゃんが認めた族の総長やからね?大船に乗っとくとしますか」



柏の言葉に


舞鬼さんは小さく


頷いた



そして立ち上がると


僕の方に来た




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