僕等は野良猫
うん
スッゴく嬉しい
だけど…
「…じ‥自由すぎるよ……カラスさん‥」
僕は
苦笑いしながら
また走り出す
こんなに運動するのは
かなり久しぶり
僕は目一杯
全力で走る
「音ちゃん、音ちゃん」
「へっ!?」
僕は止まり
バッと下を向く
道路には
スズメさんが‥
「スズメさん、どーしたの?」
「さっきね、カラスくんが今夜の事を叫びながら飛んでたから」
「…‥マジ?」
スズメさんは
チュンチュンと頷き
パサパサと
僕の元に飛んできた