僕等は野良猫
「……皆を…‥‥頼んで……い…ですか……音…」
猫に頼むなんて…
どうかしていますね‥
分かっています…
でも‥、
この子なら……と思ったんです‥
「……さよなら…です…‥ね‥」
私は
薄れゆく意識の中
不思議な光景を見ました‥‥
猫の彼女が…
人に見えて…しまい‥ました
そして、
何かを言って…るんです‥
『任せて下さい……銀竜総長‥艶さん…』
私は
フと何故か嬉しかった…
彼女に、
そう言ってもらえた事が…‥‥