僕等は野良猫
僕は驚いた
だって、
窓がいきなり外れて
下にいた敵に
見事に当たるなんて‥‥
「…カラスさん」
「カァーカァー!!!めーちゅう、めーちゅう!!」
そんな事を
やってのけたのが、
カラスさんだったから‥
僕は
カァーカァーと
笑っているカラスさんに
近寄った
「なんで‥」
「来るって約束したからねー」
「…あ、危ないよっ」
僕がそう言うと
カラスさんは
またカァーカァーと
盛大に笑った