僕等は野良猫




そう思った時…‥


頭をポンッ…と


叩かれたように感じた



「っ!?」



そして‥


頭に、声が響いた



『…だいじょうぶ……だいじょうぶ』



とても‥優しくて、


温かい感じの‥声だった



誰かも分からない



ただ、


そう感じる声‥



俺は願った…



リオンを、死なせないでくれ……



「……リオンっ」



また、


誰かに‥ギュッと



された……






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