僕等は野良猫
『頑張るのよ?浬音っ』
『先に消えた仲間に感謝しろ。アイツ等がお前の願いの為に、自分達の転生の為の力を俺等に渡したんだ』
柏や‥みんなが…‥
僕は強く
唇を噛んだ
『一度だけ……浬音が想うままに力を使えるわ』
「っ‥」
『……さよならは、言わないわよ?また………どこかで…‥‥』
パアァァッと
僕の視界は
真っ白になった
僕は感じる
誰かが‥
苦しんでるのを
僕はゆっくりと
目を開ける
「……光…」
僕はその誰か‥
小さな光を
優しく抱きしめる