僕等は野良猫





いつもと変わらない風景に


飽き飽きしていた



だけど今日は違う‥



何故か凄く、


ドキドキするんだ…‥




一匹の野良猫が私の前を通る



その野良猫と目が合うと


ブワッ‥と


強い風が吹きつけた




思わず閉じた目を


開けると……


そこには、


1人の男の人がいた






私の唇が勝手に動く






『……やっと………逢えた……』







零れ落ちた言葉と


溢れた涙が


キミだと教えてくれる‥








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