僕等は野良猫


「んにゃーっ!!!!」



‥ダメだ


絶対にダメだっ!!!



銀竜は…‥


鎖南を潰す



「んにゃー!!!んにゃーっ!!」


「‥音?どうしたんだよ」



僕は必死に鳴いた



人間の言葉で


言えばいいのかもしれない‥


だけど…


それだけは絶対に


してはいけない



僕はそんな気がした



「…柏さん‥このこと知ってるんだろうな」



‥そうだ


柏だっ


柏ならなんとかしてくれるっ



「うわっ!?音っ!?」



僕は鎖南の


腕の中から飛び出し


庵の元に向かった
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