夏の空


「ありがとうございました!」


「あー重かった!」


一哉先輩がだるそうに肩を叩く


「……えっ!ごめんなさい」


シュンとなり,下を向く私


「バーカ!嘘に決まってんだろ♪」


そういって私の頭をクシュクシュした


「もぅ!!」


「そーだ!アドレス教えてよ」


一哉先輩わポケットから携帯を取り出した


私も鞄から携帯を出し,お互いに赤外線をした


「よし登録完了!また連絡するわ!」


「はいっ!今日わありがとうございました」


「じゃあな」


そういって一哉先輩わ帰って行った




新しく増えたアドレス帳


なんだか妙なドキドキ感を覚えつつ,玄関に入った




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