夏の空
「だーーめ!翔ちゃん,俺の!」
私を抱きしめてるのわ健くんだった
「け,け,健くん!?」
「なーんだ!やっぱ付き合ってんじゃん!」
チャラ男が残念そうに言った
「そぅいぅことだから♪はい!散った散った!」
健くんわ3人衆に手を振った
私から離れた健くんを問い詰める
「健くん!どーゆーこと!?」
「だってあーでも言わないと,あいつまじで翔ちゃん狙うで!」
「だからって……お,俺のって……///」
言ってる自分で顔が赤くなる
「あれー?翔ちゃんなに照れてんのー?笑」
ニヤニヤしながら腰を曲げ,私の顔を覗き込む
その行動に更に顔が赤くなる
「……っ………//………!!」
「アハハー♪」
腹をかかえて笑う健くん
「もぅ!!知らない!!」
「ごめんごめん!!ほらっ!友達さがすんでしょ?」
そういって私の頭をクルっと教室に向けた
教室の中を見渡し,麻美を見つけた
私の視線に気づき,廊下まで出てきてくれた