夏の空



返事を聞くなり,一哉先輩わ私に飛びついた


「めっちゃ嬉しい!!」


強く抱きしめられる
















「…一哉先輩?」


先輩私からゆっくり体を離して,両手を伸ばした状態で肩に置き私とおでこをくっつけた






「私………わがままですよ?」


「知ってる」


「……すぐ泣くし」


「知ってる」


「……すぐ怒るし」


「知ってる」


「多分 苦労しますよ?」















「……でもお前 俺 好きだろ?」


ニヤリと笑う先輩


「はい……///」






「俺もお前の全部が好き」


そして再び抱きしめられた





伝わってくる体温から,一哉先輩でほんとによかったと思えた




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