夏の空
戻ってきた一哉先輩の手にわアイスが2つ
一哉先輩の行動が嬉しくて,顔がニヤける
「ありがとうございます///」
「いーって♪」
そういって私の頭をクシャクシャした
コンビニの駐車場で2人並んでアイスを食べた
「んー…やっぱ両方おいしい♪」
「2つ買って正解だったな!」
「ほんとありがとうございます!」
「じゃあお礼にさ……」
「はい?」
一哉先輩がゆっくり私を見た
「敬語やめね?」
「え?」
「だって彼氏彼女なのに,いつまで敬語なんだよ(笑)」
「…確かに;」
「はいっ!今から敬語なしな!わかった?」
「はいっ……あっ!…じゃなくて…………うん♪」
「よくできました♪」
「アハハー……一哉先輩お兄ちゃんみたい(笑)」
「兄貴かよ!あっあと先輩も禁止!」
「えっ……じゃあなんて呼べば?」
「呼び捨てでいいよ!ほら呼んでみ?」
今まで先輩って呼んでたのに,いきなり呼び捨てなんて(笑)
「か,か………」
「か?……はい続きわ?」
ゆっくり近づく一哉先輩
「かあくん!」
「かあくん?なんだそりゃ!!(笑)」
「いきなり呼び捨てなんて,無理だよ;;」
「まっいっか♪かあくん呼ぶの特別に翔子だけな!」
敬語禁止に先輩禁止
でもこうすることでさらに彼氏彼女に近づけ,かあくんとの距離も縮んだ