夏の空


−次の日−


職員室に向かう途中,隼人先輩に会った


「あ!隼人先輩,おはようございます!」


「おー」


相変わらずクールな人だ


でも意外なことに隼人先輩から話をしてくれた





「付き合ってんだな?」


「え?//……はい//」


「おめでと」


「ありがとうございます!」


「まあーあいつの態度見てたら,幸せそうだな」


「はい!優しいです。かあ……じゃなくて一哉先輩」


「かあ?」


「一哉先輩って呼ぶの禁止だから,かあくんなんです」


「ハハハ!ウケる(笑)」


あの隼人先輩がおなかをかかえて笑っている!!


ツボがよくわからない人だ






「あいつが先輩って呼ぶなって?」


「はい」




私わ昨日の出来事を一部始終話した







「へぇ〜あいつがアイスねー」


「え?なんかあるんですか!?」


隼人先輩が不適な笑みを浮かべる


私わ気になって仕方なかった





「まー付き合ってれば,そのうちわかるけど。あいつ甘いのダメやんね」


「え?でもアイスですよ?」


「あーあいつわほんとそーゆーのも無理。とくに苺とかチョコとか。菓子も食わんし」


「え!?でも昨日……」


「あいつの優しさだろ?お前のことよっぽど好きなんだな」


「………////」





隼人先輩の言葉に驚きを隠せない


嬉しくて仕方がない




< 38 / 62 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop