夏の空



「翔子〜クラスわかったよ!」


「あ!ありがとーう♪どうだった?」


「私2組で,翔子が3組だよー;;」


「えーー!!別々!?淋しすぎるぅ……」



小さな学校で4クラスしかなく,その中でも別れてしまった



「……最悪だね」


「クラス離れても,仲良くしよぅね!」


「もちろん♪」





麻美と別れ,自分のクラスへ



−1年3組−




ゆっくりとドアを開け,中に入った


すでに何人かわいて,教室が賑わっていた



座席表に目を見て,自分の席についた



地元の高校だから,何人かわ知ってる子わいる


たわいもない話をして過ごしていた







−キーンコーン♪カーンコーン♪−



ベルが鳴り,教室に先生が入ってきた




「このクラスを担当します長谷川です!よろしくね」




30代半ば

見た目わ森三中の村上さん

元気な女の先生だ






長谷川先生に連れられて,入学式に向かった



長い長い校長先生の話に

先輩からの祝辞






退屈な入学式も,これから始まる高校生活が楽しみで仕方なかった



入学式も終わり,今日わ簡単な説明だけ



麻美と待ち合わせて,一緒に帰った







明日から高校生活の始まりだ!






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