夏の空
「ちょっと!一体どーゆぅこと!?一哉先輩わまだその人好きってこと!?ってかその人同じ高校!?」
麻美わ興奮したまま,1人でマシンガントークを始めた
「ちょっと落ち着けよ」
「だってー!!」
隼人先輩が麻美の肩を叩きなだめる
「同じ高校かわわかんない。2年生だし…」
「名前わ!?」
「……優衣さん。名字わ………青木だったよぅな?」
「えっ?」
私の言葉を聞いて隼人先輩が反応した
「隼人知ってんの!?やっぱ同じ高校?」
「知ってるけど………」
「けど,なに!?」
「同じ高校でわない」
「なにそれ!?」
「同じ中学ってことですか?」
「あぁ」
「優衣さん幼なじみって言ってました」
「でも別れたのなら,別に終わったんやないの!?」
麻美が隼人先輩に詰め寄る
「まあーそぅなんだけど……」
「なにそれー?言いなさいよっ!!」
「教えてください。私なら大丈夫ですから」
堪忍したかのよぅにゆっくりと口を開いた
「あいつらわ中1〜中3の夏くらいまで付き合ってたんだ」
「長いね……」
「でもなんで別れたの?」
麻美が私が聞きたかったことを変わりに聞いてくれた
「あぁー……すれ違ってやつ?」
「どぅいぅことですか?」
「あいつらが距離開き始めたのわ中3の春からだな」
隼人先輩わジュースを一口飲み,続けて話した
「俺も一哉も中学も野球部に入ってたからな。3年になって力が入ってな。優衣も優衣であいつ頭良くて,新学校目指してたんだ。お互い会う時間も減って,別れた」