夏の空


「え………翔ちゃん!?」



座り込み,泣きじゃくる私を呼ぶ声


翔ちゃんなんて呼ぶ男わ1人しかいない






「…健くん……」


上を見上げると驚き,目を丸くして私を見つめる健くんがいた







健くんもしゃがみこみ,顔を覗き込んだ





「どーしたん!?なんかあったん!?」


心配をかけないよう涙をふき,笑顔を見せた


「なんでもないよ♪」




「………先輩か」





……って泣いてるとこ見られたんだからもう無理か


私わ健くんに全部話した













「………って感じで。アハハ………振られちゃった…」





健くん















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