夏の空

もみじ



「腹減ったー……なんかねぇ?」


「なんもないよ!」






「健吾!」


友達に呼ばれて健くんわ私たちの輪を離れた






すると真樹ちゃんとツヨシがニヤニヤしながら見てくる


「え!?なにっ!?」


「先輩と別れたとき心配だったけど……」


「あっ!ごめんね心配かけて……」


「ううん!!翔子が元気になってよかったよ!!」






最高の友達だ


「なんの話〜?」


友達に呼ばれてた健くんが戻ってきた


「健吾にわ関係ねぇよ!」


「仲間ハズレにすんなよー」


「「「アハハー♪」」」






窓からふと外を見たときだった





「……………!」


私わ窓から見えた光景から目が離せなかった


「……翔子?」


「あ!ごめん!……私ちょっと友達のところ行ってくる」



そういって立ち上がり,席から離れた



「しっかしあいつも元気になってよかったな!」


「うん♪


「小さいくせに強い女やな」


「そういえば……」





みんなが話を続ける中,健くんだけわゆっくり窓の外を見て呟いた



「あいつが強い女ねー…」





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