☆ふわふわお姫様とクールなナイト☆
響君は空き教室に私を引っ張り込むと
鍵をかけた
外がすごい騒がしい
「響君、なにっ!?あれ!」
「だから桜さんが一人になるなって言ったんだよ」
「え?」
「あいつらはみんな愛希姫にパートナー申し込みに来てんの」
「えぇ~!?
てことはこれから3日間こうなるの!?」
「そ。それに今日も抜け駆けしてくる奴がいると思ったから
空き教室確保しといたワケ」
そうだったんだ…
「…響君ありがとう
いつも守ってくれて」
響君は ふ と優しく笑って私の髪を撫でた
「当たり前だろ
愛希姫には指一本触れさせねぇよ
なにがあっても、そんなの俺が許さない」
どうしてだろう…
明日からが不安なのに
響君の言葉と手に安心する
それに…
ドキドキが…止まらない……