パンション~訳あり様の宿屋
独りの少女
夢をみているに違いない。
だって、この道を曲がったらコンビニがあるのに無くなっている。
変わりにあるのは立派な門構えの和風建築の屋敷。

今日の私は冷静だ。きっと道を間違えたのだと思って来た道を戻る。
「「おいでやす」」後ろを振り向くと着物を着た小動物2匹がお辞儀をした。

夢であってもらいたかった。
ウサギとチワワに成されるがままに屋敷の中へ導かれた。
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