土曜日の図書館
シャボン玉のように丸く、大きく作られたシールドの枠の中に入った俺と桃依、そして星来。水竜は籠から出て俺のそばにピッタリとくっついている。
「大丈夫。お前を仲間の元に返してやるって。」
『ほんと?』
「え…?」
…今、喋ったのはどこのどいつだ?
そんなことを考えてるうちにいつの間にか炎竜たちが動き始めていた。
森を守るかのように立ちはだかる炎竜たち。
身体はオレンジ色、もっと赤に近いものもいる。
目は黄色く鋭い。水竜とは印象がかなり違う。
「アイス。」
白斗がそう唱え、蒼刃と緑志、紫紀、そして彼女の剣に手をかざす。
その瞬間、それぞれの剣が氷を纏う。
「…っ…。」
「凛!大丈夫か?」
「だ…大丈夫です。意外と重いんで驚いただけです。」
「…無茶すんなよ。」
「蒼刃さんにだけは言われたくないです。」
「上等だ。」
そんなやり取りの最中、俺たちのいる球体に向かって一筋の炎が飛んだ。
「あっちぃ!」
当たりはしないものの、その熱さに顔が歪む。
「大丈夫。お前を仲間の元に返してやるって。」
『ほんと?』
「え…?」
…今、喋ったのはどこのどいつだ?
そんなことを考えてるうちにいつの間にか炎竜たちが動き始めていた。
森を守るかのように立ちはだかる炎竜たち。
身体はオレンジ色、もっと赤に近いものもいる。
目は黄色く鋭い。水竜とは印象がかなり違う。
「アイス。」
白斗がそう唱え、蒼刃と緑志、紫紀、そして彼女の剣に手をかざす。
その瞬間、それぞれの剣が氷を纏う。
「…っ…。」
「凛!大丈夫か?」
「だ…大丈夫です。意外と重いんで驚いただけです。」
「…無茶すんなよ。」
「蒼刃さんにだけは言われたくないです。」
「上等だ。」
そんなやり取りの最中、俺たちのいる球体に向かって一筋の炎が飛んだ。
「あっちぃ!」
当たりはしないものの、その熱さに顔が歪む。