ほんとの恋
今日はなぜかお父さんとお母さんと私で晩御飯を食べた
皆無言でいつものテレビの音が大きく聞こえた

「亜矢乃・・・」
お父さんが呼ぶとお母さんがお父さんに
"汚らわしい声で呼ぶな"
と目で訴えるかのように睨んだ
「ごめんな。お父さんのせいでこんな風になってしまった。」
「今さらでしょw」
そう言って私わ笑った
「もし亜矢乃がお父さんの方にきたいなら来てもいい」
は・・・?
「何言ってるの!?亜矢乃わ私がひきとります。貴方に父親でいる権利わないの」
「亜矢乃・・・あのな、浮気してたのわお父さんだけじゃないんだ」
え・・・?
「貴方!!」
「最初に浮気したのわ母さんなんだよ」
「嘘!!」
「父さんわ仕返しに浮気したんだ。」
「お母さん、嘘よね?」
「・・・・・・・・・・・・」
嘘・・・・
もうバラバラだよ・・・ははっ
「お母さんわお父さんと離婚したら再婚するつもりだぞ」
「へーっそうなんだー」
「亜矢乃・・・」
"再婚"
その言葉が頭の中を廻っていた
「ごちそうさま」
そう言って部屋に戻った

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亜矢乃、今からでれる?
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菜採からだった。
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