ほんとの恋
もしこれが小説やドラマだったらベタだと思うと思う
「俺わ風邪こじらせて入院してさ、亜矢乃わ骨折で入院してた」
「あっ」
私わ思わず声をあげた

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それわ私が小学4年生の時家の階段で足を滑らせ、その時右腕を強く床に打ち付け骨折してしまった。
それで入院になり、私わ1人ずっとベットにいた
さみしかった
お母さんもお父さんもお見舞いに来てくれなかった
怖かった
このまま捨てられちゃうんじゃないかって
その時同い年の男の子に出会った
私が1人で泣いてる時に声をかけてくれた
「だいじょうぶ。亜矢乃ちゃんわ1人じゃないよ僕がいるから。ね?」
そう言って男の子わ八重歯を見せて微笑んだ
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「思い出した?」
「うん!!」
「あの時から亜矢乃が好きだった。他の女子のことなんて眼中にはいらなかった。だから中学も男子校に行った。」
快の話しを聞いてると泣きそうになった
「なんで?なんでこんな・・・私なんか・・」
「亜矢乃。俺わ亜矢乃が好き」
「快・・・」
快わ真剣な目をしていた
「今亜矢乃に好きな人がいないならできるまで付き合いたい。もし、付き合ってる間に俺に飽きたとかだったら言ってくれれば別れるから。」
「快・・・」
「お願い。」
「快のこと友達としてしか見れない」
「亜矢乃・・・」
「でも・・・快がうちのこと求めてくれてるなら私わそれにこたえたい」
「えっ・・・」
「好きになれるよう頑張る。快のこと、意識してみる」
「亜矢乃・・・」
「中途半端でごめんね」
「ううんありがと」
そういってまた快わ八重歯を見せてにこっと笑った

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