心のキョリは1センチ
「親いないし、入りなよ!!」


私はリビングに入る。


「はい、どーぞ♪」


木村くんは、カルピスをグラスに注いでくれた。


「あっ!!カルピス!!」


大好きな味が口に広がる。


「おいしい…」


「葵ちゃん、本当カルピス好きなんだね?
なんか幸せそう!(笑)」

木村くんが言う通り
幸せの味がした。



< 35 / 45 >

この作品をシェア

pagetop