君のとなり。



その日は隼人が朝早いからすぐにばいばいした。でも隼人は練習が終わったらすぐに会いに来てくれるらしい。

本当にしあわせ。




「にやけてんぞ、高島」


横の坊主野郎だけが、まだうざい。


「うるさい、はげ」

「坊主です。」


いちいち言い返すなよ坊主野郎!


滝本翔飛、こいつ学校二日目のくせにちょー友達いるんですけど。


「友達いっぱいいるんだ?」

「みたいだな!んまーみんなと仲良くしたいし?まあ1号はヤンキー高島だけど…」

「すいませんね。てか友達じゃないよ」


滝本はあたしの発言にいつも笑う。


「友達じゃないならこんなに話さないっしょ!」



とにかく、なんか滝本は見てていらいらする。




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