彼女は男の娘?!
まさか…あの子が…1年前に話しかけた子…?



「どうした?海聖?」



「はっ…すいません。少し考え事を…」



「君らしくないな…



これじゃすぐに敵から攻撃されるぞ」




「すいません、以後気をつけます。」



確かに私らしくない…
 


彼のことだもの…私には関係ない。



「君がそんなに和音のこと考えているなんて



妬けるな…」



「はい?」



「だから…妬けるっていってんの」



ちょっとにやけてる顔がイラっとする。



「ばばば馬鹿じゃないですかっ」



「はははっ



それだけ怒れるなら大丈夫だな。」



へっ…??




「和音のこと心配だよな…ずっと近くにいたんだからな、




俺だって心配だ。でもな…


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