隣の席の君。
秋
「んー…」
部屋真っ暗だ。
あのまま寝ちゃったんだぁ。
急いでシャワーを浴びて、
ご飯を食べて、
TVを見ていた。
何を見てたかは
はっきり覚えてない。
モヤモヤした気分のまま
ベッドに入った。
やっぱり寝れない。
音楽を大音量で流しても、
明日のやることを考えてても、
好きな芸能人の顔を
浮かべても、
あの人の顔がどうしても
思い浮かんでしまう。
「も~~~っ!」
そんなことを繰り返しているうちに
また眠っていた。