隣の席の君。


この日は1日中
言い合いをしてた。

この日からか、
じゃれ合うことが多くなった。

壁がなくなった気がした。




こんなことも楽しいと思ってしまったんだ。

最初はそう思う自分を
認めたくなかった。

他の女の子と話してる
君を見て、
チクチクする心を
信じたくなかった。


だって…
あたしの1番嫌いなキャラだし。

負けた感じもする。





考えれば考えるほど
中村の顔が浮かぶ。




でも、
もう少し。

時間が欲しい。
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