俺自信の正義

 俺の前にいる小池ってやつの測定が終わり俺の番がやってきた。

 直前になると結構緊張するな…

 俺は暴れる心臓を落ち着かせながら部屋に入る。

 暫くして魔方陣が光り、測定が終わりそうだった瞬間、緊急警報器がピーピーっと鳴り響いた。

 「緊急警報器、緊急警報器。測定室付近で侵入者発見!!侵入者発見!!直ちに測定を中止し、避難せよ。」
 警報がなり終わり上を見ると…

 え?…誰もいない!?

 急いで上に確認しに行くとそこには人一人いなかった。

 「おいおい、勘弁してくれよ…」

 外に出る扉はもぅロックされてるし、どぅすっかなぁ。

 落胆した刹那、扉の奥から足音が聞こえた。

 「ん〜嫌な予感しかしないんだけど…」

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