俺自信の正義
なんておぞましい気を放つ剣なんだ。
「いくぜぇ!!!榊原ぁぁ!!!!」
ラルクはさっきとは断然違う速さで斬り掛かる。
予想以上の速さで不意を突かれた。
…仕方ない。
「死ねぇぇぇええ!!!」
ラルクが振り切るであろう剣が何故か胴体を斬る直前で止まっていた。
「お前…何を!?」
ラルクは戸惑った顔で俺に問い掛けた。
「みりゃわかんだろ?」
俺の右手に握られているのは一刀の刀。
「な!?貴様いつの間に???」
「原理はお前と一緒だよ、コイツは俺の愛刀「虎徹」だ」
俺は瞬時に虎徹を召喚し、ラルクの斬撃を防いだ。