先輩Ⅰ


「先輩?ああ、崎田くんのこと?崎田くんならもう教室戻ったわよ。ビックリしたわよ。意識のないりさちゃん抱きかかえて。すごい必死な顔だった。」


お礼いわなきゃ。


「あの!もういいです!」


あたしはベット靴をはいた。


「ちょっとまだ安静にしてなさいよ!」


あっ、


めまいが!


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