【短編】十一屋(トイチヤ)~ナニワ金融道~
「…ほんなこつ…でっか…」
朝日喜は、脱力する…
「仕事があるだけマシやろ?
感謝されてもえぇがなぁ~、な?そやろっ?」
「まぁ~」
「まぁ~ってなんやぁ!!
なめとんのかっワレー!」
「ひぇぇぇー!すんませぇん!
有難きコトでぇー!」
「おぅそうや。
ほなっまた、仕事頑張りや。
次の仕事はまだわからんさかい、連絡待っとれや」
「はいー…失礼しますぅー…」
朝日喜は立ち上がり、
トボトボと出口へと歩いていった。
「おい!」
「はいっ?」
朝日喜はビクつき振り向く。
「逃げるでないぞ?」
「もっもちろんですっ」
「逃げても必ず見つけるからなっ、無駄やぞ。
まっ、
逃げてもえぇが、
そん時は、半殺しや。
簡単には殺さんからな」
「ひぇっ…
に、逃げも隠れもせんですよっ」
「ほなっ、
気ぃつけや~」
「し、失礼しますー…」
朝日喜は、
城頭八の事務所を後にした。
朝日喜は、脱力する…
「仕事があるだけマシやろ?
感謝されてもえぇがなぁ~、な?そやろっ?」
「まぁ~」
「まぁ~ってなんやぁ!!
なめとんのかっワレー!」
「ひぇぇぇー!すんませぇん!
有難きコトでぇー!」
「おぅそうや。
ほなっまた、仕事頑張りや。
次の仕事はまだわからんさかい、連絡待っとれや」
「はいー…失礼しますぅー…」
朝日喜は立ち上がり、
トボトボと出口へと歩いていった。
「おい!」
「はいっ?」
朝日喜はビクつき振り向く。
「逃げるでないぞ?」
「もっもちろんですっ」
「逃げても必ず見つけるからなっ、無駄やぞ。
まっ、
逃げてもえぇが、
そん時は、半殺しや。
簡単には殺さんからな」
「ひぇっ…
に、逃げも隠れもせんですよっ」
「ほなっ、
気ぃつけや~」
「し、失礼しますー…」
朝日喜は、
城頭八の事務所を後にした。